ある時はごく普通の会社員として またある時は数学の教員免許を持つ自然観察員として またまたある時は自然農法の家庭菜園を営む園芸おじさんとして、またまたまたある時はゲームやアニメのちょこっとオタクとして、でもやっぱり奥さんと 3人の子供を持つひとりのパパとして、なんでも自分なりにかみ砕いて頑張って取り組んで、そして世の中の人たちにも役立ててもらうためのブログ
Lucy
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    Lucyと言う映画のお話です。

     人間が脳を数パーセントしか使っていないのは良く知られています。もし薬品でだんだんたくさん使えるようになったら   と言うお話です。

     電波や脳波が使えるようになったり

    それで人が操れるようになったり、過去にも行けました。この映画は先に紹介したジョニーデップのトランセンデントの、自分の脳版、コンピューターでなく、人間の脳の能力が、実はAIなみにすごいのではないかという仮説でなりたっています。

      面白いですが、脳の使える範囲が広くなっただけで能力もあがるわけはありません。マルチcpu【たくさんの考える装置のあること】的に並行して考え、それをまとめる能力、ひいては考えるスピードをあげる能力を飛躍的に向上させなければならないので、自分でそんな考え方の向上を計画し、練習しなければなりませんから最初からすごい天才でないと無理、電波の読み取りにしたって、伝送にはスーパーコンピューターでも数日かかるような暗号がそれぞれにかかっているのだから電波が感じとれても内容がわかりません。

     というようなことで、残念ながら、それらの知識にも最初から達人であるか、書物が必要です。だから普通人のルーシーが、脳の活性物質だけで短期間で超人になるのは有り得ないなあ。しかも磁力、電気、それに重力まであやつっているようでしたし、自分の細胞まで思考だけで変えてしまうことは、やり過ぎでした。もうすこしだけ理論的、常識的だったらよかったのに、と、とても残念です。しかし必見の映画ですね。 そうそう、LUCYは人類最初の類人猿につけられた名前じゃなかったかと。それとの関連も描かれています。2001年宇宙の旅と少し似ています。

     

     

    Posted by : あら!ぶんざえもん | ロボット・AI | 12:25 | comments(0) | -
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